このメディアでは、中小企業の経営者や士業・コンサルタント方たちに出版することをオススメしています。
それは出版することで、「信頼度が上がる」「拍が付く」「専門家として認知される」などです。特に士業の方などは、競合との「差」をつけるために出版はとても効果的です。
あえて言い切ってしまいますが、
amazon Kindleで出版する主な目的は「ランキング1位を取ること」です。
1位を取れればいろいろな展開が可能になります。
ではその1位を取るには?
当然ながら「マジック」はありません!
お手伝いはできますが、残念ながら“絶対に取らせる!”という確約もできません。
ですが、現在のKindleのランキングであれば、1位を取れる可能性は十分あります。
Kindleはまだまだ勝てる市場!
ではなぜ無名の著者の本でも1位を取ることができたのか?
それはKindleの市場はまだまだブルーオーシャンだからです。
Amazonが電子書籍やKindleサービスをスタートさせたのは2007年ごろですが、オープン直後はやや懐疑的で、盛り上がりもイマイチでした。
その後、徐々に電子書籍が浸透し、今ではタブレットで本を読むことは普通の光景になっています。
※余談ですが、電子書籍が出始めたころは、高額で電子書籍出版サポートをするサービスも出回りました。
電子書籍市場は今は落ち着きをみせていますが、数は順調に増えています。
しかしながら、“盛り上がっている”ほどではありません。
そして、ライバルはまだ少なく、「勝てる」市場です。
ですので、いまKindleで出版すれば、かなりの確率で1位をゲットできます。
実際、私も「人事・労務管理」「社会学」の2つの部門で1位を獲得しています。
また、弊社がサポートしたクライアントも無事に複数の部門でランキング1位を獲得しました。
ただ、少しだけテクニックというか、コツが必要です。
ライバルが少ないとはいえ相手がいる世界ですので、
ある程度は戦略的というか、考えて出版する必要があります。
出版すれば基本的には上位に行くでしょうが、それだけだと1位を取れるかはわかりません。
そのため、1位を取るために可能性を少しでも高める必要があります。
1位を取るための3つの方法
その具体的な方法は主に3つあります。
実はそんなに難しくないです。
1:メジャーなカテゴリーは狙わない
2:出版時期を考える
3:初回割引きなどのキャンペーンを行う
1:メジャーなカテゴリーは狙わない
Amazonて、カテゴリーがたくさんあるんですよ。
さすがに数えたことはないですが、とにかくたくさんあります。
Kindle出版では、カテゴリーが2つまで選べます。
ですので、一つは本の内容にマッチしたカテゴリーを選んで、
もう一つは、内容やタイトルに近いカテゴリーを選択するのが良いでしょう。
また、選ぶ前に、そのカテゴリーのランキングをチェックしましょう。
「どういった本が売れているのか?」ですね。
もし、著名人の本がランキング上位を占めていたら、
そのカテゴリーは避けたほうが良いかもしれません。
2:出版時期を考える
1位を狙うなら、やはりタイミングは考えたほうが良いです。
適当な時期に出版して、下手に強力なライバルがいたら太刀打ちできません。
私がサポートすることが多い本の場合、内容が強敵と被ることはほとんどありません。
しかし、例えば、タイトルに時事ネタっぽいのが入っているとちょっと危ないですね。
検索でヒットする可能性は高くなりますが、その分ライバルも多いと考えるべきです。
あと、例えば、芸能人やスポーツ選手のダイエット本が流行っているときに健康系の本を出版するとかも、
1位を狙うには、適切なタイミングとは言えません。
相乗効果が狙えなくもないですが、陰に隠れることのリスクのほうが大きいです。
また、Kindleは日替わりや月替わりのセールをやっていたり、
ある出版社限定や、「コンピュータ」「ライトノベル」など、
一部カテゴリーで50%オフ、などのセールを頻繁にやっています。
ですので、1位の可能性を高めるためにも、出版前に、セール中の本の情報や、
ライバルが存在しそうかを調べましょう。
そのうえで、セール終了直後などのタイミングを見計らって出版しましょう。
3:初回割引きなどのキャンペーンを行う
まあ、これはよくある手法ですし、Kindleでも難しくないです。
ただ、どちらかというと、セールというより、
はじめから価格を下げて買ってもらう、という方が良いと思います。
最低販売価格は99円ですので、思い切ってその金額で売っちゃいましょう。
(私も出版直後は99円にしました)
※価格は後で変更可能です。
あと、「Kindle unlimited」という月額読み放題のプランがあるのですが、
それの対象書籍に自身の本も含んでおけば、
「Kindle unlimited」の加入者は無料でダウンロードできますので、
読まれる確率も高まります。
「何が何でも1位を取る!」
というのであれば、広告を出すのも手ですが、
そこまでする必要はないかなあ、というのが個人的な考えです。
そこまでしなくてもFacebook等でシェアすれば、1位は十分とれると思います。
まとめ
既に一大市場であるKindleは、これからも拡大を続けるでしょう。
紙だけでなく電子書籍も出版する出版社はこれからも増えるはずです。
電子書籍のみの出版も増えていくことが予想されます。
しかしながら、まだまだレッドオーシャンではなく、
「ランキング1位」を取れる“おいしい”市場です。
今回お伝えしたようなポイントを抑えることで、1位を取ることは十分可能です。