「意外!」
誰かに対し、一度はそんなふうに思ったことがあると思います。
それをきっかけに見る目が変わったり評価が変わったり・・・、
そんな経験ありませんか?
それはその人にギャップを感じたからです。
「あの人、ああいう一面があるんだ!」
「意外に●●でびっくりした!」
怖そうな見た目と比べてやさしい、おとなしそうなのに積極的、意外に度胸がある、
そんな感じのことありませんか?
逆に、悪い面でもありますね。
「まさかおとなしそうなあの人が・・・」
「そんなことするような人だと思わなかった・・・。」
事件が起きたときなどはこっちのほうが多そうです。
ストーリーのなかでも最も読み手を惹きつけるところは
「ギャップ」です。
人はその人のギャップに感動するんですね。
または何かが動いたときです。
見た目や気持ちと、行動や発生したこととのギャップ。
何もなかった状態から大きな動きがあった時のギャップなどに引き付けられます。
例えば私の場合、小学校入学後に出会った知的障害の同級生の
普段とのギャップにとても驚かされました。
彼は重度の知的障害があったので、話すことも簡単な作業もできませんでしたが、
走るのがとても速く、ある日それを見た私はとても驚き、
純粋に「スゴイ!」と思いました。
私が彼にギャップを感じ、感動した瞬間です。
以来、彼を見る目が変わりました。
この出来事は今も影響を与えています。
心に響いた実際にあった出来事で、
ギャップに触れなかったら私の障害者
関連への関心もなかったかもしれません。
人に触れるのは、
その人の「ギャップ」を感じる時です。
思わぬ失敗、意外な苦労、七転び八起きの人生、
そしてそこからの再起、大躍進。
そこに触れるから人々は感動します。
みなさんにも何か出来事があったはずです。
思い立ったこと、行動したことなどを思い出してみてください。