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漫画村廃止が与える出版への影響

昨今、話題となっている「漫画村」について触れていきます。

漫画村騒動についてザっとおさらい

漫画村は有名マンガが出版社や漫画家の許可なくアップロードされている、

いわゆる違法サイトです。
しかしながら、発売間もない漫画誌、単行本のマンガが無料で読めるということで、
多くのアクセスを集めていました。

このような違法サイトは「海賊版サイト」と呼ばれ、

出版社の悩みの種となっていました。
違法でアップロードされた漫画が無料で読めるということは、
お金を出して本を買う必要がなくなり、それは出版社の売上減につながるからです。

ですから、違法サイトへのアクセスを遮断することが、とても効果的です。
しかし、接続遮断(ブロッキング)は憲法が定める「通信の秘密」を侵すとの批判があり、議論は難航。
個人のアクセスを遮断するということは、個人のアクセス先が特定されてしまうからです。
有識者を集めた会議では方針がまとまらず、「中間とりまとめ」さえできない始末。
海賊版サイトへの広告出稿などは少しずつ進んでいてアクセス数は下がっているようですが、
具体的な処罰や、アクセス制限などに関する方針策定は無期限延期となってしまいました。

それでは、出版社への影響は?

繰り返しになりますが、マンガを買わず、
無料で読める漫画村で読み済ましてしまう人が多ければ、出版社の売り上げは減ります。
ただ、漫画村のようなサイトがネットから根絶されたとしても、
残念ながら不況が止まるとは思えません。
なぜなら、漫画村の隆盛のずっと前から出版不況は始まっているからです。

本、マンガへの興味が薄まっているのが理由であり、

海賊版サイトの存在は原因の一部にすぎません。
「取次」会社が苦しんでいるように、
出版不況は出版業界の構造の限界や、興味・関心の多様化が原因なのです。

ですので、海賊版サイトが原因で漫画が売れない、は事実ではありますが、
主たる原因ではない、ということです。

「漫画村のせいで漫画が売れない!」は事実ではありますが、
それだけが原因ではありません。
それ以外にどのような原因があるかを見ていかないと、
不況から自力で脱することは難しいでしょう。

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