良く受ける質問に
「何について書けばよいのか?」
「自分に書けるものがない」
というのがあります。
ただ、あまり難しく考えなくて良いと思います。
一番良いのは、「自分がやっていること」を書くことです。
自分がやってきた仕事、経営してきた会社、培ってきた経験、技術など。
私が現在、制作をサポートしている方の本も、
自身のことを振り返ったり、
自身の経営についてお話していたり、
自身が関わる業界や人について話していたり
といった内容です。
で、自分で編集していてなんですが、これがなかなか良い本になりそう!(笑)。
私とほとんど無関係の業種の本なのですが、
頷くところ、「へー!」と思うところがたくさんあり、読み応えのある内容です。
つまり、売れるかどうかとか、
面白いどうかとかは置いておいて、
自分のことや自身の持つ経験、技術について書くのが最も良いと思いますし、
実は周りの人もそれが一番知りたい内容だったりします。
また、本の中身をどう書いていくかですが、これも難しく考えることはありません。
自身のことをただ書いていけばよいのです。
経営人生を振り返る本であれば、
幼少期はどんなだったのか、学生時代は?
社会人時代は?なぜ経営者になったのか?
どんな志のもと経営をしてきたのか。
どんな喜びや困難があったのか。
これから何をしようと思っているのか、など。
自分がやってきたこと、考えてきたこと、
これからのこと。それを書いていくだけです。
それだけで、その人や会社が良く分かる、立派な内容の本になります。
ノウハウについても同じです。
自身の経験、スキルの中で、
何を伝えたいのか、
どんな人に読んでもらいたいのか。
それらをまとめていけば良いわけです。
意外と簡単な気がしませんか?
それでも難しい?書けない?
大丈夫です。一気に書く必要はありません。
ブログなどをやっている方は、それは大きなアドバンテージです。
その文章に肉付けしていきましょう。
きっと、書籍に足る文章量になるはずです。