自費出版は、基本的はどんなテーマでもOKです。
(もちろんエログロ、違法な情報提供などはNGですよ)
ただし、読まれる本はある程度、決まってきます。
当サイト、ならびに当社サービスとして展開しているのは主に、
中小企業経営者、士業・コンサルタントの方などに向けた出版サポートですので、
そのような方たちが本をつくるとしたら、
単なる体験談(思い出)だと、あまり興味を持たれないかもしれません。
仮に、自分が知人から自費出版された本を受け取ったとしたらどうでしょう。
その人の半生のなかでも、ただ人生を振り返っただけの日記のような内容でしたら、
あまり面白みがないかもしれません。
家族や近い友人でしたら、懐かしがって読むかもしれませんが。
中小企業経営者、士業・コンサルタントの方などが出す本でしたら、
やはり読んて興味を引く内容でなくてはいけません。
起業のきっかけや苦労とそれにまつわる自社への思いや、経営哲学、社員教育論、
ビジネスのノウハウ、理論や業界の話、事業カテゴリーにおける未来予測などです。
事業の話が書いてあるからこそ、本を受け取った人は著者を「プロ」「専門家」と認め、
興味を持って読みます。
そして、仕事だけでなくその人に触れることで、自然とその人を知り、ファンになっていきます。
ですので、ただの体験談では、悪くはないものの、とてももったいないと思います。
出版の際はぜひ、ビジネスノウハウや、業界の話を盛り込んでください。