さて、本を作り、それを市場に出す目的ってなんでしょう?
市場の影響を受けない出版は自費出版です。
売る目的ではなく、周囲に配る、社内で研修用テキストとして使用する、
セミナー等を開催し参加者に配布するなど。
そのような使用方法であれば市場の影響を受ける心配はなく、
かつ読んでもらいたい人に必ず行きわたります。
では、市場の影響を受ける出版とは・・・、
それはいわゆる商業出版ですね。
出版社を通し、ISBNをちゃんとつけて世の中に流通させる出版のことです。
細かい話は省きますが、みなさんがお持ちの本の後ろを見てください。
バーコードが2つありませんか?
それがある本は、市場に出た本です。
(超ざっくりな説明ですが)
で、市場に出すメリットは何でしょう?
・多くの人の目に触れる
・売れる
・著者として名が知られる
・印税が入る
などがありますね。
「本屋に並んでいるのを見てみたい!」
なんてメリットもあるかもしれません。
でもメリットがあるということは、デメリットもあるということ。
それらを検討し、それでもメリットを取る!
というのであれば、OKでしょう。
ただ、繰り返しになりますが、デメリットやリスク、
出版の目的をしっかり考える必要があります。