前回、「電子書籍市場はあと2年くらいで3000億円を突破する」
という話をしました。
2020年に電子書籍市場が3000億円に!?
市場が生まれたときに比べるとさすがに成長曲線が一時より鈍化したのは確かですが、
今も成長を続けていることに変わりありません。
その証拠に、電子書籍はどんどん出版され続けています。
そして、amazon時代もまだまだ勢いがあります。
GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)の凋落など何か急展開があれば別ですが、ここまで成長した市場が一気に衰退する可能性は今後、まずないでしょう。
(紙の復権も残念ながらないでしょう)
電子書籍のユーザー的メリットは?
電子書籍のメリットは、
「あ、これ良いな」と思ったらすぐに、ポチっとすれば買えちゃうところです。
(買いすぎ注意ですけど。私も先日セールで3冊一気に買ってしまいました)
電子書籍の買う側のメリットは、それが一番大きいと思います。
次がタブレットなどでの「持ち運びやすさ」でしょうか。
ダウンロードしておけばタブレットに何冊もストックできることもメリットですね。(先日、仕事で沖縄に行く機会があったのですが、Kindleに数冊ダウンロードして持っていきました)
見逃せない、電子書籍を売る側のメリット
では売る側(出版する側)のメリットはなんでしょう?
これもいくつもあります。
・ネット媒体で販売でき読者を増やせる
・紙の本のように在庫を持たなくても良い
・比較的簡単に出版できる
などですが、それだけだと、私たちにはメリットが薄いです。
なぜなら私たちは出版社ではないから。
出版する側の電子書籍のメリット、
とくに私たちにとってのメリットは、
・著者になれる
・実績になる
・ランキング1位を獲得できる
・見込み客を増やせる
・ブランディングにつなげられる
などだと思います。
この中のメリット、みなさんはどれくらい享受していますか?
享受できている数が多ければ多いほど、自身や自社での活用度合いが高いということが言えます。
しかし、これらのいずれも享受できているという人は少ないのではないでしょうか。
先日、弊社のKindle出版サポートから出版された方は、
上記のいずれのメリットも獲得しています。
さらに、自身で紙としても書籍を用意し、
それも販売するなどしているそうです。
素直に言って、最も良い出版活用法としてだと思います。
しかし、それらも正しい方法を取らないと、得ることができません。
せっかくの出版ですので、
出版時期や登録カテゴリーなどをしっかり考え、
さらに出版後の活用戦略も練り、メリットを存分に得ましょう。