Kindle出版の大きな目的の一つは、“見込み客リストが取れる！”ということにあります。これは、みなさんの業種や、普段の営業方法にもよりますが、集客リストを増やしたいという方にとって、とても大きなポイントではないでしょうか。Kindleという電子出版の特性を使うことで、本を購読してもらうだけでなく、ファンになってもらい、さらに接点を作ることができるのです。
Kindle出版がなぜ見込み客を獲得することにつながるのか？
Kindle出版は、実は見込み客を獲得に効果的です。なぜなら、あなたの書籍を購入した人は、既にあなたの仕事に興味のある人だからです。興味がない人はそもそも書籍を買いませんので、すでに、ターゲットを絞られていることになります。
Kindle出版で見込み客を獲得する方法はいくつかあります。以下にその具体的な方法を紹介します。
- 問い合わせ用メールアドレスの記載
- メルマガ登録用フォームのリンク
- 申し込み専用ページのQRコードを掲載
いずれも、難しいことは一切ありません。上記例などを書籍内に設置することで、ただ本を読んでもらうだけでなく、その後の“お客さん”になっていただける可能性をグッと高めることができるのです。
では、「載せるだけでお客さんが来るのか？」というと、もう少し工夫が必要になります。当たり前ですが、それらをただ載せるだけでは、簡単にはアクセスしてもらえません。
特典を付けて魅力をアップする
では、どうするか。それは、“特典”をつけることです。具体的には、以下のような特典を付け、魅力を増すことが大切です。
- 60分無料相談
- 初回購入割引き
- 資料無料ダウンロード
サービスをつけることで、登録や問い合わせをしてもらう確率をグッと高める、ということです。また、「特典付き」は書籍の購入意欲を高めることにもつながるので、ぜひ用意したいところです。さらには、「期間限定」など特典の利用期限を付けることも検討しましょう。もちろん、その際も、登録フォームなどはできるだけシンプルなシステムにして、煩わしいように思われない工夫が必要です。
そもそものKindle出版で見込み客を獲得するための基本戦略としてやっておきたいこと
まずターゲットとなる読者の特定です。自分の本が誰に向けて書かれたものなのかを明確にしましょう。読者＝顧客ですので、ペルソナ設定はできるだけ具体的に細かく設定しましょう。そうすることで、自身が本当に出会いたい顧客層が明確になり、効果的なマーケティング戦略を考えることが可能となります。
Kindle出版はamazonを通じて世に出るものです。多くの人の目に触れる可能性があるため、魅力的なタイトルと表紙を作成することも重要です。タイトルは読者の興味を引きます。デザインもできるだけ意識しましょう。予算に余裕があればプロに依頼するのも良いでしょう。出版は自身のビジネスを成功に導かせるためのツールですので、手を抜くことは厳禁です。タイトルやデザインに魅力がない、ということはあなたのビジネスにも興味を持ってもらえなくなります。できるだけ時間をかけ、クオリティにこだわりましょう。
また、ブログやSNSで周知することも想定し、書籍の紹介文（ディスクリプション）も用意しておきましょう。自分の本の内容や特徴を、自身で簡潔に伝えられるようになることは重要です。また、知人など周囲の人に紹介を依頼したり、見込み客に興味を持ってもらえたりするためにも、紹介文を考えておくと良いでしょう。できるだけ具体的な言葉で、かつ魅力的な表現であることを意識しましょう。もちろん、ターゲットに響くようなキーワードを入れることは忘れないようにしましょう。