出版 Kindle 文章作成
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出版は社長がするもの? 経営者ではなく社員がつくることが成長につながる!

社員を巻き込んで作ることが財産に!

今回は「出版すると決めた際、誰が書くのがベストなのか?」です。
誰が書く?って言われても・・・ですが、
基本的に、書くのは本人ですよね。
経営者の方の自伝であればなおさらです。
ご自身の経営人生や、顧客に伝えたい情報、社員やお世話になっている人に向けて書きたいというのであれば、自分で書くのがベストでしょう。

もしくは、取材をしてもらい、ライターに書いてもらうのがベターです。

そして、今回お伝えしたいのが、もう一つのやり方。
それは、社員に書いてもらうことです。

私は最近、ニュースレター制作サービスで打ち合わせをする際、
お客さんには「社長が一人で書く(つくる)よりも社員さんに書いてもらうほうが良いですよ」
とお伝えしています。

社長が会社やサービスのことについて書けるのは当たり前です。
しかし、それでは社長が一人でプロジェクトを進めているだけで、
社員を巻き込めずに完結してしまいます。

それでは、会社として残るものは多くありません。
それはとてももったいないことなんです。

仮に経営者が私財をなげうって本をつくったとしても、
会社のことが書かれていることには違いありません。
会社の本であれば社員も巻き込むべきなのです。

ですので、せっかく作るのであれば、会社に何かを残せる方が良いと思い、
私は、「できるだけ社員がつくる」ことをオススメしています。
その方が会社の資産・財産になるからです。

作ることで社員が育つ!

それによりどのような成果が見込めるかというと、「つくることで社員が育つ」です。
なぜ育つのか?

簡単にいうと、担当となり、責任ある仕事をやることで、
会社や仕事のことをより考えるようになるからです。

当社の別サービスで、「社内マニュアル制作」というものがあります。

その名の通り、「社内マニュアル」を制作するのですが、
それは私がヒヤリングしてマニュアルを作るのではなく、
お客様先の社員と一緒に作り上げるものです。

どのような仕事をどのように進めているのか、
その作業に必要な能力・知識は何か
その作業をするともたらされる成果は何か、
それをすることによる効果・影響は、
どのような成果、経験が得られるのか、
などなど。

社長が私からの質問に答えて、それをもとにマニュアル化するのは簡単です。

でもそれでは意味がないんです。
社員が考え、作業の意味、効果、影響などを理解することが、
実は社内マニュアル作成の価値です。

社内マニュアルの話になっちゃいましたけど、
自社の書籍作成などでも使える、意外な社員教育ツールです。

これをやることで社員が育ちますし、会社の戦力アップにつながります。

まとめ

「本を出す」となると、作るのはその人と考えがちですが、
必ずしもそうでなくても良いと私は考えています。
会社の記念誌などであればなおさら。できるだけ若い社員、経験を積ませたい社員に関わってもらうことをオススメします。自社のことを理解し、形にすることは、社員にとっても会社にとっても、後々の大きな財産になるはずです。

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