あなたは今すぐ本を出せと言われたら出せますか?もしくは書き始めることができますか?ほとんどの方は無理だと思います。しかし、士業・コンサルタントの方などであれば、「出せる!」かもしれません。ではなぜ専門職の人はすぐに出版できるのでしょうか。
すぐに出せる人と出せない人の差はどこにある?
すぐに出せる人と出せない人の「差」。その答えは簡単です。その人が「出せる」「書ける」と言えば出せるし、「無理」と言えば出せません。
まあ、そういうと話は終わってしまいますが、みなさん出せるはずです。この記事を読んでいる方の多くは経営者ですが、経営者なら誰にでも本にできるくらいの経験や想いや志があるはずです。
そうは言っても、気持ちはあるけどどうすればいいのか?気持ちのほかに、出版するのに必要な要素は何でしょう?
すぐに出版できる人の例
思いや志のある人
士業・コンサルタントなど専門的な知識がある人
経営者など何かを立ち上げた経験などがある人
ライフワークとなっている長年の趣味などがある人
行動力のある人
出版するにはある程度のボリュームが必要
答えは簡単「ボリューム」です。一冊の本にするには、相応のボリューム(文字数)が必要です。ほんの内容は手を入れながらレベルを上げていくことはできますが、ボリュームは、ご自身で書かれる場合、編集者のサポートがあっても限界があります。言い回しなどを色々と調整したところで、文字数を劇的に増やすことは不可能です。
出版に適したボリューム(文字量)はどれくらいか?
では、その出版に相当するボリュームとはどれくらいなのでしょうか?一概には言えませんが、一般的な書籍であれば50,000文字前後くらいはほしいところです。
一方で流行りの、当メディアでもオススメしているamazon Kindleでの出版であれば、1万~1万5,000字程度でも問題ありません。(Kindle本が多すぎると最後まで読んでもらえない傾向にあります)
文章量を増足すにはどうしたら良いか?
紙での出版、Kindle出版のいずれにしても、ある程度の文字数は必要になります。では、それだけの文字を書くにはどうしたら良いのでしょうか?
文章を書くのが得意、という人は良いでしょう。頑張ればきっとすぐに出版に適した文字量を書くことができます。しかし、書き慣れていない人が出版に向けていきなり何万字も書くのは簡単ではありません。
普段から書き溜めておくことで執筆時の負担は軽くなる
ではどうすれば良いか?一番良いのは、普段から書き留めておくことでしょう。日ごろから書き留めておけば、執筆にかける負担はかなり軽くなります。ただ、実は、書き慣れていなくても、すぐに出版できるボリュームをすでに持っている方はいます。
すぐに出版できる人は士業・コンサルタントなどの専門職
ここでいう「すぐに出版できる人たち」は有名人や著名人のことではありません。ごく一般的士業・コンサルタントの方たちのことです。また、経営者なども含まれます。
その方たちで、たとえば、
・ブログを書いている
・各SNSで定期的に発信している
・セミナー、講演などを行っている
・メルマガを発行している
・ニュースレターを発行している
など、つまり、自身のリソースを活用すれば、十分に出版できるだけのボリュームを満たすことは可能です。
士業・コンサルタントなど専門職であれば日ごろから書き溜めたブログなどをもとに出版が可能
実際、以前書籍制作のお手伝いをした経営者は、数年間書き続けていたブログをベースに加筆して出版しました。(タイトル、内容を拝見し、弊社で加筆個所のアドバイスをしました)
言い換えれば、普段から自身や自社サービスについて発信・発行している方は、それらの内容をまとめることでボリュームを十分に満たすことができ、さらにいうと、いつでも出版可能な状態にあるということです。
つまり、専門的な知識を持ち、日ごろからブログやメルマガなどをやっている士業・コンサルタントの方たちであれば、日数をかけずに出版することが可能です。
まとめ:士業・コンサルタントの方であればすぐに出版可能。まずは行動しよう
すぐに出版できる人は、「行動できる人」です。行動に勝るものはありません。そして、士業・コンサルタントの方であれば、ブログや、note、メルマガなどで発信している内容を書籍向けにまとめることで十分なボリュームになるでしょう。また、日ごろクライアントに話している内容やセミナー向けにまとめた資料などを基に書籍化することも可能です。
あまり難しく考えず、普段行っていることを書籍用にまとめることで内容を十分に満たすことは可能です。