文章で意図を伝えるには、分かりやすさが大切、
という話をしましたが、上手な伝え方は、分かりやすさ(具体性)だけではありません。
話の上手な人の特徴に、「分かりやすさ」と「リズム」があるように、
文章にもリズム感を持たせることが大切です。
では、文章でリズム感を持たせることってどうすればできるの?
これは意外と簡単です。
慣れれば誰でも書けるようになります。
簡単にいうと、長い文と短い文を織り交ぜること。
長い文章が続くと、人は読み疲れます。
しかし、長い分と短い文が交互にあると、読む方にリズムが出てきます。
ちなみに、この文章も、少し長めの文と、短めの文を混ぜながら書いています。
長めの文章が続かないように、
かつ短めの文章ばかりにならないように。
そんなことを意識しながら書いています。
(分かりますか?^^; )
上手な文章の多くはこの形です。
お手元にある書類やメールの文章など、ちょっと見直してみてください。
「、」が続いてダラダラと長い文がないですか?
言いたいことが簡潔に一文で区切られており、読みやすい文はないですか?
読みやすい・読み難いが、なんとなく見えてくると思います。
ご自身で文章を作っていて、「ちょっと長いかな」と感じたら、
意図的に2文に分けるなどしてみてくださいね。