出版 Kindle 文章作成
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文章に個性は必要?

文章の書き方講座などでは、
「オリジナルのスタイルを見つけよう」
的なことを話す人もいますが、
私からいうと、「要らない」です。

そもそも、素人がオリジナルのスタイルを身につけるのは無理な話です。

その前に「守破離」の「守」を身につけるほうがよっぽど重要です。

ちょっと考えてみていただくとわかると思いますが、
たとえば、野球でもゴルフでもなんでも、基本のスタイルがありますよね。

まずは基本を身につける。守破離を意識しよう。

バットスイング、ゴルフスイング、バンカーからの脱出方法などで、
基本のスイング、セオリーがあります。
その基本が身につくまでは徹底的に反復練習です。
その結果、ようやくスイングが自分のものになるのです。
いわゆる「守破離」の「守」ですね。
「守」がしっかりできていないのにオリジナリティーを出すのはダメです。

ですので、オリジナルのスタイルを取り入れるのだとしても、
まず基礎を十分に身につけてから。
それからオリジナルのスタイルを取り入れるなら、まだ理解できます。

しかし、バットスイングもゴルフスイングも、個性的なスイングはほとんど存在しません。

野球もゴルフも長い歴史がありますが、新しいスイングが開発されたという話は聞きません。
バットやクラブを持つ位置、足の広げ方が個々で変わるくらいです。

なぜ、亜種や我流は誕生しないのか?それには理由がある。

それはなぜか?
「それが一番理にかなっているから」
ということですね。
野球やゴルフでいうと、ボールに最もパワーが伝わり、ミートするのに適したスイングということです。

やはり基本に忠実なのが一番なんです。

個性的なスタイルを作り上げたい気持ちは分からなくもないですが、
素人がオリジナリティを出すのは非常に難しいと言わざるを得ません。
まずは基本に忠実に、シンプルに書くことを心掛けましょう!

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