出版 Kindle 文章作成
【経営を加速させる!】中小企業経営者・士業・コンサルタントのための出版サポートメディアは、自社のファン増強および自社商品・サービスの認知度アップ、ブランディング、社員教育ツールとしての書籍作成をサポートするメディアです

「クローズド・クエスチョン」と「オープン・クエスチョン」で効果的に聞き出そう

さて、一人で書くのは大変。
だったら人に聞いてもらい書いてもらえば良い、という話をしました。

では一方の聞き出すほうはどうするか?
何を聞けば良いのか?
そんな話をしていきます。

具体的に聞く!

書くのに具体性が必要なのと同じく、聞く方にも具体性が必要です。

私(株式会社Mind One)は仕事柄、インタビューをする機会がありますが、
質問をするときは、できるだけ具体的に聞くことを心掛けています。

例えば「今日はどうでしたか?」と聞いても、相手は「何が?」となります。
全く具体性がないですよね。
「今日の仕事の成果なのか」「顧客の感触なのか」「体調なのか」「天候なのか」
聞く相手との関係性にもよりますが、具体的に聞くことでズレがなくなります。
また、聞かれた方も、何について聞かれているのかが明確になります。

そして、「今日の仕事の成果」について聞くとしても、
さらに具体的に聞くことが大切です。

「具体的に、どんな成果があったのか?」
「成約」したのか、「持ち帰り」になったのかなどの質問であれば、
聞かれた方も「こうなりました」「こうでした」と答えることができます。

「クローズド・クエスチョン」と「オープン・クエスチョン」

代表的な質問の仕方として
「クローズド・クエスチョン」と、
「オープン・クエスチョン」があります。

「クローズド・クエスチョン」は、答えをYES/NOに限定する質問の仕方です。
「オープン・クエスチョン」は、自由に回答してもらうことを目的とした質問の仕方です。

上記を例にすると「今日は成約しましたか?」は
答えを、「成約した」「していない」とYES/NOに限定しているので
「クローズド・クエスチョン」になります。

一方の「オープン・クエスチョン」の場合は、
質問の仕方が、「お客さん先に行ってどうだった?」などになります。

この質問の仕方だと聞かれた方の答えは幅広くなりますよね。
「契約が取れました」「失注しました」かもしれませんし、
「前向きな話はできました」「誰誰と初めてお会いできました」という答えになるかもしれません。

個人的には、「クローズド・クエスチョン」はYES/NOの限定してしまうので、
会話をしていて面白くないというか、回答者にどっちかしか選ばせない感じがして、
あまり好きではありませんが、テクニック的に「そうですね」の一言が欲しい場合には有効です(^^)

また、「オープン・クエスチョン」の場合、回答者に自由に話してもらう半面、
質問の仕方により上手く答えが出てこないことがあったり、
相手の回答が自由過ぎて困ったりすることもあります(^^;

どちらの質問にしても、必要なのが具体性です。
聞く側というより、聞かれた方に対する丁寧さというか、
より質問を理解してもらうためにも具体的な質問というのは大切になります。

NO IMAGE