今回は、文章にセンスは必要なのか?という話です。
結論から言うと、必要ないです。
必要なのは、センスではなく、
普通に言葉を話せているか、です。
「いや、話せていますよ?」
「たぶん、話せている・・・はず」
と思った方、大丈夫です。
つまり、日常生活において日本語で人とコミュニケーションが取れている、
そういう方なら文章は書けます。
勘違いしがちですが、
私たちが書く文章は、小説家や詩人のようなセンスは必要ありません。
普通の文章で良いんです。
ですので文章に必要なのは、
人に伝えられる、人が理解できる言葉、
コミュニケーションが身についているか。
逆にそれが日常的に上手くいっていないは、
文章もちょっと難しいかもしれません。
(これを読んでいる方にはいないと思いますが)
つまり、難しく考えなくてよくて、ましてやセンスなど必要ありません。
自分が普段話していることを、そのまま文章に置き換えるだけです。
ただ一、「丁寧に話す」ということは必要です。
私たちは普段、日本語を使っていますが、
実はかなりの言葉を省略しながら会話しています。
主語を省いたり、こそあど言葉を使ったり、
「あそこのあれ、よろしくね!」
なんて典型的です。具体性が何もない(^^;
でも通じちゃっていませんか?
ただ、文章に置き換えるとそうはいきません。
ですので、文章に置き換えるのであれば、
それらの省略してきた言葉を具体的に表していく必要があります。
「これ、よろしくね!」ではなく、
「●●に置いてある××を△△してください」
と言い換えるということです。
ですので、センスというよりは、
相手に伝わるようにどれだけ丁寧にかみ砕けるかがポイントかな、
と思います。
実はこれ、
「対面や電話だと普通に話せるだけど、文章だと時間がかかってしまう」
という人が陥りやすいことです。
ちょっと試してみてくださいね!