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文章を書く際に参考になるのは小説?おすすめは新聞!その理由は・・・

みなさん、文章を書く際、何か参考にしているものはありますか?私はライター業を15年以上やっていますが、よく聞かれることに
「本が好きなんですか?」
「小説とか読まれるんですか?」
というのがあります。ですが、私は、小説はあまり読みません。
そして、本は嫌いではないですが、「好き」と言うほどではないですし、ライターとしては読まない方だと思います(笑)。

新聞の社会欄などは伝えたいことが無駄なくまとまっておりとても参考になる!

では私は何を参考にしているか?それは、新聞です。特に参考になるのが、社会欄や家庭・文化欄などです。これらがなぜ参考になるかと言うと、「いつどこで何が起きた」かが、とてもコンパクトに書かれているからです。伝えたいことが無駄なくまとまっているので、私は昔から参考にしています。

一方で小説はあまり参考にしていません。

なぜ文章を書く際に小説は参考にならないか?作家の文体を真似するのは少々リスクがある

それは、小説は作家の“癖”があるからです。文章は基本的に、書いた人の性格や癖が出るものなのですが、小説はそれが顕著です。そのため、小説や文芸作品を参考にすることには注意が必要です。有名作家の文体は、確かに魅力的ですが、その独特の表現や文体をそのまま真似ると、ビジネス文書では不適切になる可能性があります。小説としては素晴らしくても、それがビジネスメールには適しているとは限らないのです。

つまり、小説の文体を参考にしてしまうと、作家の癖をそのままマネてしまうことになりかねません。こだわった描写や言い回し、句読点の置き方など、作家それぞれに特徴があります。それは作家だと「特徴的」「独特の味」となりますが、一般の人たちがそれを取り入れると、「なんか癖のある文章」「わかりにくい」となり、ほかの人の目に触れる文章としては、読めたものじゃなくなる危険性があります。

仕事で求められる文に「面白さ」は不要!大切なのは「分かりやすさ」

メールをはじめとしてビジネス文書の場合は特に気を付けなくてはいけません。ビジネス文書で求められるのは、「面白い」よりも「分かりやすい」「簡潔な」文章です。新聞の記事は、複雑な経済情報などでもを分かりやすく伝える良い例です。ですので、「文章を書く」という点においては、小説などは参考にしないのがオススメです。

また、新聞の見出しも参考になります。限られたスペースで内容を的確に伝える見出しの技術は、メールの件名やプレゼンテーションのタイトルにも活用できます。

分かりやすい「良質な文章」に触れることが文章力アップの近道に!

文章力向上には、良質な文章に触れることが不可欠です。新聞だけでなく、ビジネス誌や専門誌の記事も参考になるでしょう。日経ビジネスやハーバードビジネスレビューなどの記事は、ビジネス文書に適した文体や構成を学ぶのに適しています。

最後に、文章力は練習によって磨かれます。毎日短い文章でも書く習慣をつけることで、自然と文章力は向上していきます。新聞記事を要約する練習や、日々の出来事を200字程度でまとめる習慣などは、簡潔で分かりやすい文章を書く力を養うのに効果的です。

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